明治大学の付属校から理工系へ:入り方・推薦・比較
このページは、明治大学の付属4校(明治大学付属明治=明大明治、付属中野=明大中野、付属八王子=明大八王子、付属世田谷=明大世田谷)に入り、推薦で明治大学の理工学部(電気電子生命学科・情報科学科など)や総合数理学部に進む道を、学校と大学の公表資料から整理したものです。保護者の方からの問い、「どちらのルートが入りやすいか」「なぜ付属校を選ぶのか」「付属校に入る競争」「推薦で理工系に進む競争と、必要な成績」「高校3年間の計画」「確実にする方法」「他の高校から明治大学に入る場合との比較」の順に書いています。
- 情報の種類を3つに分けています。公式=学校・大学の公表資料。二次情報=塾・予備校・偏差値サイトの記事(発行者と年を併記)。口コミ=掲示板・口コミサイト・SNSの匿名投稿(サイト名と投稿時期を併記)。二次情報と口コミは事実として扱わず、文中で必ずそう書いています。
- 年の書き方:入試の「2026年度」は2026年1〜2月に行われ、2026年4月に入学する入試です。付属校の推薦実績は学校ごとに年の書き方が違うため、表ごとに読み方を書いています(卒業年度とgrad_yearも参照)。
- 倍率は、とくに断りがなければ「受験者数÷合格者数」(実質倍率・競争率)です。志願者数で割った値ではありません。
- 数字はデータが示す事実と傾向です。どの道を選んでも合格や推薦は約束されません。男女別の倍率は事実として載せていますが、性別で道を選ぶ理由にはなりません。
- 卒業後の進路は、明治大学 理工学部(電気電子生命学科・情報科学科)、総合数理学部、大学院、理系学生の進路ガイドにあります。
要点まとめ
どちらのルートが入りやすいか:結論
| 学科・専攻 | 外部の一般選抜(2024〜2026年度) | 付属校推薦 |
|---|---|---|
| 電気電子工学専攻 | 4つの中で競争がいちばん低い:全方式合計の延べ倍率2.5〜3.0倍、学部別入試の合格最低点の得点率65.3〜67.5%[S2800][S2801][S2802] | 理工学部全体で98名、学科別は非公表[S2803]。計算上の残りは最大約22名(入学定員の約13%、計算) |
| 情報科学科 | 合格ラインがいちばん高い:学部別入試の合格最低点の得点率71.1〜76.4%、延べ倍率3.3〜4.0倍[S2800][S2801][S2802] | 計算上の残りは最大約15名(約12%、計算)で、スポーツ推薦・留学生とも共有[S2803]。付属校内で人気が高いという口コミあり[S2426] |
| 先端メディアサイエンス学科 | 競争がいちばん激しい:延べ倍率5.0〜6.3倍[S2800][S2801][S2802] | 付属推薦の募集14名(公式)[S2803] |
| ネットワークデザイン学科 | 延べ倍率3.2〜5.2倍、年度による変動が大きい[S2800][S2801][S2802] | 付属推薦の募集9名(公式)[S2803] |
- 2つのルートは難しさの種類が違い、どちらが誰にとっても入りやすいとは言えません。 付属ルートは、まず付属校に合格し(2026年度の高校一般入試の実質倍率2.09〜3.2倍[S2305][S2324][S2312][S2323])、3年間校内で上位を保つ必要があります。一般ルートは試験当日の得点で決まります。
- 付属校推薦の倍率は、学校も大学も公表していません。 本ページでは推計しません。
- **「計算上の残り」**は「入学定員 −(一般選抜+自己推薦+指定校推薦の募集人員)」で、付属推薦・スポーツ推薦・留学生などの枠の上限の目安にすぎず、公式の学科別の枠ではありません[S2803]。
- 延べ倍率は、同じ人が複数の方式を受けると重複して数えます。利用者から提供された大学受験ガイドブック(明治大学の項)の写真の2024年度の数値は明治大学の公式データと一致したため、本ページは公式データを使い、ガイドブックの駿台・河合塾のラインは二次情報として引用します[S2380]。
なぜ付属校を選ぶのか:調査の結果
| テーマ | わかったこと |
|---|---|
| 中学から入る家庭 | みんなの中学校情報の志望動機158件のうち「明治大学に進める付属校であること」が107件、次いで校風・見学の印象55件、伸び伸びした6年間・部活や行事35件、立地・通学33件(口コミ)[S2470][S2471][S2472] |
| 時代背景 | 私立大学の定員厳格化(大規模私大の定員超過の上限が1.20倍から段階的に1.10倍へ)、大学入試改革、コロナ後の安全志向(二次情報)[S2451][S2430][S2443] |
| 代償と後悔 | 他大学を受けにくい、理系の学部・学科を選べるとは限らない、推薦のための成績競争、学費。158件のうち後悔や不適応を明記したものは3件(口コミ)[S2472] |
- 全国的な割合の調査はありません。 上の数字は集めた投稿での出現回数で、保護者全体の割合ではありません。
- 中国語圏の保護者の投稿は見つかりませんでした(小红书・知乎・微信を検索)。
- 高校から入る家庭の口コミは12件しか読めませんでした。 残りはログインが必要です[S2474][S2475][S2476]。
- データの訂正:先端メディアサイエンス学科の2024年度の延べ受験者数は、入力時に男子の列を使っていたため、1,542人に訂正しました[S2800]。
一言でいうと
- 付属校に入る競争:2026年度の高校一般入試の実質倍率は、明大明治2.09倍、明大中野3.1倍、明大八王子3.2倍、明大世田谷3.2倍です[S2305][S2324][S2312][S2323]。4校とも「内申で合格が約束される併願優遇」は要項に見当たらず、一般入試は当日の筆記試験の点数で決まります(推薦不合格者への加点など一部の優遇を除く)[S2309][S2324][S2315][S2320]。勝ち方として学校自身が書いているのは、基礎〜標準問題での取りこぼしを減らすことです(第1部)。
- 推薦で理工系に進む人数:学校が公表しているのは学部ごとの人数だけで、電気電子生命学科・情報科学科など学科ごとの人数はどの学校も公表していません。直近の公表値は、理工学部・総合数理学部が明大明治17人・23人(「2025年度卒業生」の進学者。2025年3月卒と読める)、明大中野33人・15人(2026年3月卒の推薦合格者)、明大八王子26人・12人(「2025年度」の推薦合格者。2026年3月卒と読める)です[S2600][S2652][S2700]。年の読み方は学校が定義しておらず、数え方も違うため、学校間で足したり比べたりしないでください(第2部)。明大世田谷からの推薦は2029年度入学からで、まだ実績はありません[S2750]。
- 少なくともどのくらいの成績が要るか:学校も大学も、理工学部・総合数理学部や各学科に必要な成績を公表していません。 公式に分かるのは成績の計算方法と英語資格の条件です(例:明大明治は英検2級・TOEIC450点以上を含む3年間の学習成績[S2610]、明大中野は高1:高2:高3=2:3:4の加重[S2652])。明大中野について「総合数理・理工学部(数学学科・物理学科以外)は、10段階中9前後の成績」という口コミ(zyuken.net、2025年7月、卒業生を名乗る匿名投稿)[S2661]がある一方、明大八王子の公式ページには「明大換算点7.7」で電気電子生命学科に進んだ卒業生(2021年度卒業生、本人の申告)の文章があります[S2952]。学校も年も物差しも違い、どちらも学科の基準を示す数字ではありません(第2部)。
- 高校3年間の計画:どの学校も、高1からの定期考査の成績が推薦の土台です。明大中野は高3の比重が最も大きく、高2に1回・高3に2回の推薦テストも加算されます[S2652]。英検2級などの英語資格を早めに取り、高2(明大明治は高3)で理系コースを選ぶ流れです(第3部)。
- 確実にするには:確実にする公表された方法はありません。安全網として、明治大学の推薦資格を持ったまま国公立大学を受けられる制度(4校とも。明大世田谷は推薦が始まる2029年度入学から)[S2610][S2324][S2700][S2752][S2750]、第2志望の学部・学科、他大学の指定校推薦、一般選抜があります。
- 他の高校から入る場合との比較:2026年度の明治大学 一般選抜(学部別入試)の競争率は、情報科学科3.6倍(合格最低点は360点満点の256点、71.1%)、電気電子工学専攻3.1倍(65.3%)、総合数理学部の3学科5.6〜5.9倍です[S2802]。付属ルートは「中学・高校入試+6年または3年の成績管理」、一般ルートは「高3時点の筆記試験」で、性質が違います(第4部)。
- どのルートが入りやすいか:一般選抜の全方式を合わせた延べ倍率(2024〜2026年度)は、電気電子工学専攻2.5〜3.0倍、情報科学科3.3〜4.0倍、ネットワークデザイン学科3.2〜5.2倍、先端メディアサイエンス学科5.0〜6.3倍です[S2800][S2801][S2802]。付属校推薦の倍率は公表されておらず、理工学部の付属推薦の募集人員は学部全体の98名だけ、総合数理学部は先端メディアサイエンス学科14名・ネットワークデザイン学科9名です[S2803]。どちらのルートが誰にとっても易しいとは言えません(次の部)。
- なぜ付属校を選ぶのか:集めた口コミでいちばん多い動機は「明治大学に進める付属であること」で、みんなの中学校情報の志望動機158件中107件でした。代償として、他大学を受けにくいこと、理系の学部・学科を選べないことがあること、推薦のための成績競争が繰り返し語られています。件数は集めた投稿での出現回数で、保護者全体の割合ではありません[S2470][S2471][S2472](「なぜ付属校を選ぶのか」)。
どちらのルートが入りやすいか:情報科学・電気電子・総合数理
明治大学の情報科学科・電気電子生命学科 電気電子工学専攻・総合数理学部 先端メディアサイエンス学科・ネットワークデザイン学科に入るルートは、①一般選抜、②指定校推薦・自己推薦(総合型)、③付属校からの推薦の3つです。ルートごとの人数と、公表されている難しさを並べます。
入学定員とルート別の募集人員(2027年度)
| 学科・専攻 | 入学定員 | 一般選抜(学部別+全学部統一+共通テスト前期+後期) | 自己推薦 | 指定校推薦 | 付属校推薦 |
|---|---|---|---|---|---|
| 情報科学科 | 127 | 93(65+12+14+2) | 募集なし | 19 | 理工学部全体で98名、学科別は非公表 |
| 電気電子工学専攻 | 173 | 111(74+20+14+3) | 9 | 31 | 理工学部全体で98名、学科別は非公表 |
| 先端メディアサイエンス学科 | 120 | 79(51+17+10+1) | 5 | 17 | 14 |
| ネットワークデザイン学科 | 105 | 69(32+32+4+1) | 募集なし | 23 | 9 |
出典は明治大学の2027年度入試ガイド[S2803]。一般選抜の列は方式ごとの募集人員を本ページで足した数(計算)です。いずれも募集人員で、実際の入学者数ではありません。
一般選抜:全方式を合わせた延べ倍率と合格ライン
| 学科・専攻 | 2024年度 延べ受験者/延べ合格者(倍率) | 2025年度 | 2026年度 | 学部別入試の合格最低点の得点率(2024→2025→2026) |
|---|---|---|---|---|
| 情報科学科 | 3,664/916(4.0) | 3,706/921(4.0) | 3,053/920(3.3) | 76.4%→73.6%→71.1% |
| 電気電子工学専攻 | 1,590/635(2.5) | 2,547/844(3.0) | 2,290/811(2.8) | 67.5%→65.3%→65.3% |
| 先端メディアサイエンス学科 | 1,542/284(5.4) | 1,888/300(6.3) | 1,536/306(5.0) | 59.4%→51.9%→63.4% |
| ネットワークデザイン学科 | 855/215(4.0) | 904/174(5.2) | 934/292(3.2) | 54.1%→52.5%→58.8% |
- 学部別・全学部統一(総合数理は全方式)・共通テスト利用(前期・後期)の受験者と合格者を本ページで足した数(計算)で、延べ(同じ人が複数の方式を受けると重複して数える)です[S2800][S2801][S2802]。実際の受験者の人数や、1人あたりの合格しやすさではありません。学部別入試の合格者は追加合格を含みます(大学の注記。ほかの方式には注記なし)。先端メディアサイエンス学科の2024年度には全学部統一3科目方式(受験54・合格2)を含みます[S2800]。
- 得点率は試験の科目と満点が学部で違う(理工360点、総合数理320点)ため、理工と総合数理の間では目安にとどまります。
- 予備校のライン(二次情報:市販の大学受験ガイドブック、2025年度入試向け)[S2380]:駿台の合格目標ライン(合格可能性80%)は、学部別入試で情報科学科54・電気電子工学専攻51・先端メディアサイエンス学科50・ネットワークデザイン学科49。河合塾のボーダー偏差値(合格可能性50%)は学部別で情報科学科60・電気電子工学専攻55・先端メディアサイエンス学科57.5・ネットワークデザイン学科57.5、共通テスト利用のボーダー得点率は情報科学科83%(3教科)・電気電子工学専攻79%(3教科)・先端メディアサイエンス学科81%・ネットワークデザイン学科80%です。第4部の河合塾の値(2027年度入試向け)とは年度が違います。
付属校推薦:計算上の残りと各校の実績
- 理工学部は付属校推薦の募集人員を学部全体(98名)でしか示していません[S2803]。入学定員から一般選抜・自己推薦・指定校推薦の募集人員を引くと、情報科学科は127−93−0−19=15、電気電子工学専攻は173−111−9−31=22です(計算)[S2803]。この残りには付属校推薦のほか、学部全体でしか示されていないスポーツ推薦(7名)や外国人留学生(20名)なども入りうるため、大学が決めた学科別の付属推薦枠ではなく、上限の目安です。
- 総合数理学部は付属校推薦の募集人員を学科別に公表しています(先端メディアサイエンス学科14名、ネットワークデザイン学科9名)[S2803]。
- 付属校側が公表している推薦人数は学部単位だけです。理工学部は明大明治17人(「2025年度卒業生」の進学者)、明大中野33人(2026年3月卒の推薦合格者)、明大八王子26人(「2025年度」の推薦合格者)、総合数理学部は同じ順に23人・15人・12人です[S2600][S2652][S2700]。数え方と年が違うため、足して大学の募集人員と比べることはしません。
- 付属校推薦の倍率(希望者÷推薦者)は、どの学校も大学も公表していません。 学科ごとの人気について書いた口コミは「建築と情報科学は人気のことが多いので、その年にもよるけど半分より上にいたほうがいい」の1件です(口コミ:zyuken.net、明大八王子の卒業生を名乗る投稿、2022年10月)[S2426]。
学科ごとのまとめ(事実のみ)
- 情報科学科:一般選抜の学部別の合格最低点は得点率71.1〜76.4%で、この4つの中でいちばん高い水準です[S2800][S2801][S2802]。延べ倍率は3.3〜4.0倍。自己推薦の募集はなく、指定校推薦は19名[S2803]。付属側の計算上の残りは15で、入学定員に対する割合(約12%)は電気電子工学専攻(22、約13%)とほぼ同じです。人気を伝える口コミもあります[S2426]。
- 電気電子工学専攻:一般選抜の延べ倍率は2.5〜3.0倍でこの4つの中でいちばん低く、学部別の合格最低点は得点率65.3〜67.5%です[S2800][S2801][S2802]。評定の条件がない自己推薦(9名)と指定校推薦(31名)もあります[S2803][S2804]。付属側の計算上の残りは22です。
- 先端メディアサイエンス学科:一般選抜の延べ倍率は5.0〜6.3倍でこの4つの中でいちばん高く、付属校推薦は公式に14名です[S2800][S2801][S2802][S2803]。
- ネットワークデザイン学科:一般選抜の延べ倍率は3.2〜5.2倍で年による振れが大きく、付属校推薦は公式に9名、自己推薦の募集はありません[S2800][S2801][S2802][S2803]。
ルートの性質の違い:付属ルートの難しさは、まず付属校に合格し(2026年度の高校一般の実質倍率2.09〜3.2倍[S2305][S2324][S2312][S2323])、そのうえで3年間の校内の順位で上位にいることです。試験日1日の勝負ではありませんが、学科ごとの基準は公表されていません。一般ルートの難しさは試験当日の得点で、学科ごとの合格最低点が公表されています。どちらがすべての生徒にとって易しいかを示すデータはありません。仕組みとして言えるのは、付属ルートでは3年間の定期考査で安定して上位にいることが、一般ルートでは試験当日に公表された合格ラインを超えることが求められる、ということです。付属ルートは学科ごとの基準が公表されていないため、希望学科に届くかどうかを数字で確かめることはできません。どちらも合格を約束するものではありません。
なぜ付属校を選ぶのか(保護者と生徒の動機)
結論:集めた口コミでいちばん多く出てくる動機は、明治大学に進める付属校であることそのものです。みんなの中学校情報の志望動機158件のうち107件が付属・内部進学を挙げ、大学受験の回避を明言したものは14件でした[S2470][S2471][S2472]。次に多いのは、校風・見学の印象(55件)、部活・行事(35件)、立地・通学(33件)、施設(29件)、本人の希望(28件)で、早慶付属の代わりや第一志望に届かなかった後の押さえ(23件・16件)も目立ちます。代償としては、他大学を受けにくいこと、理系の学部・学科を選べないことがあること、推薦のための校内の成績競争が繰り返し語られています。ここでの件数はすべて「この調査で集めた投稿での出現回数」で、保護者全体の割合ではありません。
時代背景(二次情報)
- 大学入試改革:2020年の大学入試改革への不安から「大学入試そのものを回避するという流れ」がある、という解説があります(二次情報:森上教育研究所、2018年12月)[S2430]。
- 私大の定員厳格化:大規模私大で補助金が全額不交付になる入学定員超過率は、2015年度までの1.20倍から、2016年度1.17倍、2017年度1.14倍、2018年度以降1.10倍に段階的に引き下げられ、合格者が絞られました(二次情報:難関私大情報局、2026年、文部科学省通知の要約)[S2451]。これにより「早慶やGMARCH等の上位私立大学の進学を早めに保障しておこうという保護者の意識」が働いている、という見方があります[S2430]。
- コロナ後の安全志向:2021年入試では「安全志向」がまん延して早慶や明治大学の付属校がむしろ苦戦し、2022年入試は明大明治の受験者数が前年比11.9%減でした(二次情報:ダイヤモンド・オンライン、2022年3月)[S2443]。2025年入試では付属校人気が高まり、SAPIXの広野雅明氏は背景を「安全志向」と分析しています(二次情報:ダイヤモンド・オンライン、2025年5月)[S2445]。
- 明大世田谷(2026年):2026年4月に付属化・共学化しました[S2750]。明治大学の副学長は、付属校化を「少子化の中でも、優秀な学生を確保するための方策のひとつ」と説明したと報じられています(二次情報:ダイヤモンド教育ラボ、2025年)[S2446]。
- 割合を示す全国調査はありません。 見つかった数字は日大豊山1校の保護者342名の調査(2018年、「入学の決め手」の第1位が「日大付属校」で約30%)だけで、日大系の男子校1校の結果のため明治の付属校にはあてはめられません(二次情報:インターエデュ、2018年)[S2432]。
中学から入る家庭の動機
みんなの中学校情報で、明大明治・明大中野・明大八王子の口コミのうち志望動機欄がある158件(保護者129・在校生25・卒業生4、入学年2008〜2025年)を、1件に複数の動機を数えて整理しました(口コミ:みんなの中学校情報、2026年10月取得)[S2470][S2471][S2472]。明大世田谷の口コミはまだありません[S2473]。
| 動機(出現回数) | 明大明治(57件) | 明大中野(52件) | 明大八王子(49件) | 計(158件) |
|---|---|---|---|---|
| 付属・内部進学であること | 39 | 33 | 35 | 107 |
| 大学受験を避けたいと明言 | 5 | 3 | 6 | 14 |
| 校風・共学/男子校・見学の印象 | 30 | 15 | 10 | 55 |
| 部活・行事・伸び伸び | 10 | 14 | 11 | 35 |
| 立地・通学 | 9 | 15 | 9 | 33 |
| 施設・環境 | 13 | 7 | 9 | 29 |
| 本人の希望・性格 | 16 | 8 | 4 | 28 |
| 偏差値帯・早慶付属の代わり | 8 | 9 | 6 | 23 |
| 第一志望に届かなかった後の押さえ | 2 | 9 | 5 | 16 |
| 理系に触れたもの | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 費用 | 0 | 0 | 0 | 0 |
- 学校による違い:明大明治は校風・見学の印象と本人の希望が多く、明大中野は立地と第一志望の押さえ、明大八王子は付属・内部進学(49件中35件)と大学受験回避の明言(6件)が、件数に対して3校でいちばん多くなっています。
- 保護者と生徒の違い:保護者129件のうち94件が付属・内部進学か大学受験の回避を挙げ、校風・見学の印象が48件で続きます。在校生25件では、偏差値帯や不合格後の押さえが延べ13件と比較的多く、「親が決めたのでわかりません」という投稿もあります(明大中野、在校生、2025年5月)[S2471]。
- 代表的な声:「高校受験、大学受験を回避してテニスに打ち込める大学付属校で共学、という息子の希望に合う学校」(明大明治、保護者、2025年8月)[S2470]、「センター試験制度が大学受験時にちょうど変わるので現段階から大学の付属に入れたかった」(明大明治、保護者、2019年11月)[S2470]。
- 掲示板では(インターエデュ・zyuken.net・Yahoo!知恵袋の69投稿のうち中学受験の文脈は12件)、早慶付属に届かなかった後の選択(「第一志望が早実でした。…第二志望であった明々へと進学を決めました」インターエデュ、保護者、2020年2月)[S2405]と、推薦を保険に上位の大学を狙う考え(「付属校なら大学への保険を持ちつつ上の大学を目指せるのが最大の魅力」Yahoo!知恵袋、2021年1月、明治に限らない付属校一般への回答)[S2418]が目立ちます(口コミ)。
高校から入る家庭の動機
- 掲示板(口コミ):69投稿のうち43件が高校受験の文脈でした[S2400]〜[S2429]。出現回数は、大学受験の回避・内部推薦の安心14件、明治のブランド・立地5件、学費5件(高い学費への不満と、授業料の支援で付属を目指せるようになったという見方の両方)、内申・推薦の活用4件、定員厳格化への言及3件、理系の進路に触れたもの3件(うち1件は逆に、理系なら進学校を勧めるもの)です。例:「高校受験をして3年後にまた大学受験するのは嫌だ、という場合は、附属にして大学を確定させるケースも多くあります」(インターエデュ、2021年7月)[S2403]、「我が家は理工学部系の進路を取る可能性があり、理工学部の無い立教新座を選択肢から外しました」(インターエデュ、保護者、2022年4月)[S2402]。
- 塾の解説(二次情報):高校受験の付属校は英語・数学・国語の3科目入試で狙える[S2434]、高校募集は辞退者が多いため定員を大きく超える合格者を出し、都立難関校の併願校として機能している[S2458]、2番手の都立 立川高校の併願先として明大明治などMARCHの付属校が挙がる[S2464](いずれも二次情報:東洋経済オンライン、東田高志、2024年5月)。
- 口コミサイト:みんなの高校情報はログインなしで読める口コミが少なく、志望動機を読めたのは12件(明大明治5・明大中野5・明大八王子2、すべて在校生で、中学からの内部進学者を含む)だけです。高校から入った家庭の保護者の口コミは読めていません[S2474][S2475][S2476]。例:「大学受験をしたくないから。」(明大明治、2023年6月)[S2474]、「公立が第一志望でしたので、落ちた時の滑り止めです」(明大明治、2022年9月)[S2474]。
代償と後悔
- 他大学を受けにくい(掲示板11件):制度は学校で違います。明大明治は国公立なら推薦資格を持ったまま受験でき、私立は学部・学科ごとの条件つきで一部可能です(第2部)[S2610]。塾の解説では、明治・中央・法政の付属は一定の条件つきで推薦の権利を持ったまま他大学を受けられる、とされています(二次情報:ダイヤモンド教育ラボ、2025年)[S2446]。口コミには「外部受験するとき、内進の推薦権をキープしたいなら受験先は「明大にない学部オンリー」」(明大中野、zyuken.net、2025年3月)[S2429]、説明会の話から学校が他大学受験の面倒を見てくれると思っていた、という保護者の声(明大明治、インターエデュ、2020年2月)[S2405]があります。
- 理系の学部・学科を選べないことがある(掲示板11件、うち10件が高校受験の文脈):「建築と情報科学は人気のことが多いので、その年にもよるけど半分より上にいたほうがいい」(口コミ:zyuken.net、明大八王子の卒業生を名乗る投稿、2022年10月)[S2426]、「実際成績不振だと、理系の学部は難しいかもと、打診はありました」(口コミ:zyuken.net、明大明治の保護者を名乗る投稿、2024年2月)[S2425]。塾の解説にも「理系学部の内部推薦が激戦になる付属校もあります」とあります(二次情報:ダイヤモンド教育ラボ、2025年)[S2446]。
- 推薦のための成績競争(掲示板10件):「恐らく6.5では明治に上がれないと思います」(口コミ:インターエデュ、明大中野の保護者を名乗る投稿、2022年7月)[S2408]。部活に専念できると思って入学したが、定期テストの総合成績が「10段階評価の5.5以下だと高校へ進学できない」条件があった、という保護者の声もあります(口コミ:みんなの中学校情報、明大中野、2021年6月)[S2471]。
- 学費・費用対効果(掲示板3件):学費の負担や費用対効果を代償に挙げた投稿は少数でした。「200万円近くの学費を払ってまあまあ勉強しないと大学に推薦されないこんな学校に入ることをもう一度考えてほしい」(口コミ:zyuken.net の合格体験、明大中野の合格者を名乗る投稿、投稿日の記載なし)[S2412]、「明大明治はMARCHの付属とはしては偏差値が高すぎるためコスパは悪い」(口コミ:Yahoo!知恵袋、2023年12月)[S2415]、「明明は難関ですが、コスパが悪いですね」(口コミ:zyuken.net、2021年4月)[S2424]。中学から入る家庭の志望動機158件で費用に触れたものは0件でした(上の表)。
- 後悔の明言:みんなの中学校情報の158件のうち、入学への後悔や食い違いを自分で書いたものは3件で、すべて明大八王子でした。保護者2件が「後悔」と書き(「今ではとても後悔しています」2019年11月など)、在校生1件が「入ってから無理ということに気づきました」と書いています(口コミ:みんなの中学校情報)[S2472]。「適当に選んで入るとかなり後悔すると思います」という在校生の警告もあります(口コミ:みんなの中学校情報、明大中野、2023年7月)[S2471]。
- 満足度:志望動機欄がある口コミの総合評価(★5点満点)の平均は、明大明治(中学)4.33(57件中★4〜5が49件)、明大中野(中学)3.88、明大八王子(中学)3.61でした[S2470][S2471][S2472]。高校は明大明治3.6・明大中野2.0・明大八王子2.5ですが、読めたのが5件・5件・2件だけです[S2474][S2476][S2475]。★は学校全体の総合評価で動機ごとの評価ではなく、任意の投稿のため満足した人と強い不満がある人に偏りがちです。第一志望ではなかったが「結果としてこの学校で大正解でした」という声もあります(口コミ:みんなの中学校情報、明大明治、在校生欄の投稿、2025年11月)[S2470]。
第1部 付属校に入る
4校の比較
数字は学校の公式発表です。偏差値は二次情報で、模試や基準が違うため同じサイトの値どうしでしか比べられません。
| 項目 | 明大明治(共学) | 明大中野(男子校) | 明大八王子(共学) | 明大世田谷(2026年度から共学) |
|---|---|---|---|---|
| 中学 募集(2027年度) | 第1回 男女各約45、第2回 男女各約30(帰国生を含む)[S2310] | 第1回 約180、第2回 約90 [S2324] | A方式第1回 約100、第2回 約40、B方式 約20 [S2313] | 第1回 60、第2回 20、第3回 40 [S2317] |
| 中学 実質倍率(第1回) | 男2.56・女3.44(2025)→男2.11・女3.35(2026)[S2300] | 2.9(2024)→2.9(2025)→2.6(2026)[S2324] | 男3.2・女3.1(2024)→男2.9・女2.7(2025)→男3.0・女3.2(2026)[S2314] | 2.6(2026、初年度のみ公表)[S2319] |
| 中学 実質倍率(2回目以降、2026) | 第2回 男3.26・女3.86 [S2300] | 第2回 5.9 [S2324] | A第2回 男5.4・女5.5、B方式 男7.5・女10.3 [S2314] | 第2回 4.9 [S2319] |
| 中学 合格最低点(2026、第1回) | 男199・女205/350点 [S2300] | 197/300点 [S2324] | 男176・女180/300点 [S2314] | 177/300点 [S2319] |
| 高校 募集(2027年度) | 一般 男女各約30、推薦 男女各約20(指定校推薦を含む)[S2309] | 一般 約105、推薦Ⅰ型 約30、推薦Ⅱ型(スポーツ)約30 [S2324] | 一般 約80(単願優遇20名以内を含む)、推薦 約80 [S2315] | 一般 60+数学重視型20、推薦 80 [S2320] |
| 高校 一般 実質倍率 | 2.07(2024)→2.48(2025)→2.09(2026、男1.82・女2.66)[S2305] | 3.2(2024)→2.9(2025)→3.1(2026)[S2324] | 3.8(2024)→7.7(2025)→3.2(2026、男3.7・女2.8)[S2312] | 3.2(2026、男3.7・女2.7)[S2323] |
| 高校 一般 合格最低点(2026) | 男171・女180/320点 [S2300] | 185/300点(推薦不合格者の加点を含む)[S2324] | 男238・女231/300点(優遇加点を含む)[S2312] | 183/300点 [S2323] |
| 高校 推薦 実質倍率(2026) | 2.73(指定校を除く。最低点76/150点)[S2305] | 推薦Ⅰ型 2.0 [S2324] | 3.0(最低点 男536・女544/660点)[S2312] | 2.5(最低点77/150点)[S2323] |
| 推薦入試の内申基準(中3、5段階) | 9教科38以上・5教科22以上・2以下なし(学業)[S2622] | 9教科37以上・5教科21以上・2以下なし [S2327] | 9科目34以上(原則「1」なし)[S2315] | 9教科36以上・5教科に2以下なし・1なし [S2320] |
| 内申で合格が約束される併願優遇 | 記載なし(一般は学力検査のみ、二次情報:洋々、2026)[S2366] | 記載なし [S2324] | 記載なし(入試相談は実施しない)[S2315] | 記載なし(入試相談は行わない)[S2320] |
| 推薦で不合格→一般で加点 | 5点(二次情報:洋々、2026)[S2366] | 5点 [S2324] | あり(点数は非公表)[S2315] | 5点 [S2320] |
| 中学→高校の内部進学 | 中3の2学期末までの成績で「全ての教科で40点以上」などの条件 [S2610] | 「学習上・出席上・生活上の進学基準があります」[S2324] | 「学習上・出席上・生活上の併設高校への進学基準があります」[S2311] | 公式資料で未確認 |
| 高校偏差値(二次情報:みんなの高校情報、2026年度版) | 72 [S2869] | 70 [S2870] | 68 [S2871] | 63 [S2872] |
| 中学偏差値(二次情報:インターエデュ、ONETES/新教育研究協会の80%偏差値、年度表示なし) | 男71・女73 [S2862] | 男68 [S2863] | A第1回 男66・女65 [S2853] | 68 [S2851] |
表の読み方:
- 倍率は年によって大きく動きます。例えば明大八王子の高校一般は、2025年度だけ合格者が80人と少なく7.7倍でした(2024年度115人、2026年度125人)[S2312]。理由は公表されていません。1年分ではなく3年分を見てください。
- 明大明治の高校一般の倍率が低めな理由は公表されていません。塾の説明会レポートには、一般入試の「出願者の第一志望校は早慶附属、明大明治高、都立トップ校が多い」とあります(二次情報:洋々による学校説明会レポート、2026年6月)[S2366]。高校の募集人数は4校で最も少なく、一般は男女各約30人です[S2309]。
- 明大世田谷は2026年度が共学化の初年度で、学校が公表している入試結果はこの1年分だけです[S2319][S2323]。
- 推薦入試の内申基準は「出願できる条件」で、満たせば受かるという意味ではありません。明大八王子の推薦は内申点×8(360点)+適性検査(300点)=660点満点で、内申が配点の半分を超えます[S2315]。
勝ち方:まず学校の出題方針
4校の学校公式の説明に共通するのは、次の3点です。
- 基礎〜標準問題での取りこぼしが合否を分ける。 明大明治の高校数学は「計算ミスや勘違いによるミスで合否を分けることも多々」、小問(各7〜8点)が合否を分けると書いています[S2309]。明大中野の中学算数は「難問・奇問といわれるような内容は出題されません」[S2324]、明大世田谷の高校数学は「ケアレスミス1つが合否を分ける」「途中式は問わない形式」です[S2321]。
- 記述と部分点。 明大明治は算数・数学の大問で式や考え方を書かせて部分点をつけ、国語は制限字数の8割以上の記述を求めます[S2309][S2310]。明大世田谷の国語は「要素が1つでも入っていれば部分点」です[S2321]。
- 高校入試の英語は英検準2級が目安。 明大明治は「全体的な出題レベルは英語検定の準2級くらい」「準2級の問題が7割程度できる力」が望ましいと書きます[S2309]。明大世田谷は内部進学生のほとんどが準2級以上を取って高校に入るため同等の力を確認する、長文の少なくとも1題は理系の内容にする予定、と書きます[S2321]。
数字でも、明大明治の2026年度高校一般では数学の合格最低点が100点中12点、英語が120点中65点で[S2305]、明大中野の2026年度中学第1回では算数の受験者平均が100点中48.9点と4教科で最も低い得点率でした[S2324]。
勝ち方:塾の分析(二次情報)
- 明大明治・明大中野の中学入試は「算数で差がつく」と複数の塾が書いています(二次情報:友の会(家庭教師)、2025〜2026年)[S2369][S2370](二次情報:代々木進学会の説明会レポート、2024年)[S2378]。明大明治ではニュートン算など過去問と似た問題が繰り返し出る、という分析もあります[S2370]。
- 中学入試の塾別合格者数(二次情報:ダイヤモンド教育ラボ、2025年12月)では、明大中野で早稲田アカデミー159人、SAPIX155人、四谷大塚154人(2025年)[S2329]、明大世田谷で四谷大塚が4人(2021年)から66人(2025年)に増えています[S2330]。掛け持ちの生徒は重複して数えられます。
- 明大世田谷の教員は、2026年度入試で「いわゆるMARCH付属校との併願が本当に多くなりました」と話しています(二次情報:リセマム記事広告、2026年7月)[S2374]。
勝ち方:合格体験談(口コミ)
塾選(bestjuku)の25件[S2332][S2333][S2334][S2335][S2336][S2337][S2338][S2339][S2340][S2341][S2342][S2343][S2344][S2345][S2346][S2347][S2348][S2349][S2350][S2351][S2352][S2353][S2354][S2355][S2375](中学受験20件・高校受験5件)、高校受験掲示板zyuken.netの明大明治高校の合格体験5件[S2356]、リセマムの在校生4人[S2374]の計34件を読みました。推薦入試か一般入試かを書いていないものを含みます。合格した人だけが書いているため、同じ方法で不合格だった人の声は入っていません(生存者バイアス)。
- 「特に実践してよかったこと」(塾選25件、選択式)は、「過去問に重点的に取り組んだ」9件、「受験勉強だけでなく学校活動も大切にした」9件、「自発的に勉強する環境を作った」4件、「偏差値を気にしすぎず学校を選んだ」2件、その他1件でした(口コミ:塾選、2019〜2025年度受験)。
- 模試の判定が低くても合格した例が多く書かれています。明大中野(中学)の9件は判定C5件・B3件・A1件でした[S2333]〜[S2341]。高校受験でも明大八王子にD判定で合格した例があります[S2375]。
- 明大明治高校の合格者5件のうち4件が英語の勉強(英語重視・文法など)に力を入れたと書いています(口コミ:zyuken.net、2026年入試前後)[S2356]。
- 学校自身の新入生アンケートでも、過去問を繰り返したという声が載っています[S2300]。
第2部 付属校から理工学部・総合数理学部へ
推薦の仕組み(学校の公式説明)
| 学校 | 推薦の決め方(公式) | 英語資格 | 他大学との併願 |
|---|---|---|---|
| 明大明治 | 「高校3年間の学習成績(英検2級・TOEIC450点以上を含む)と人物・適性・志望理由」で推薦。「エスカレーター式ではありません」[S2610] | 英検2級・TOEIC450点以上(成績に含む)[S2610] | 国公立は推薦資格を持ったまま受験可。私立は学部・学科ごとに条件が違い一部可 [S2610] |
| 明大中野 | 各学年の学年総合成績を高1:高2:高3=2:3:4で換算した「3か年総合成績」。高2に1回・高3に2回の明治大学推薦テストを加算 [S2652] | 公式ページに記載なし | 国公立は推薦の権利を持ったまま受験可 [S2324] |
| 明大八王子 | 数値の基準は公式ページに記載なし。推薦テストは高2・高3 [S2311] | 英検2級またはTOEIC400点以上の英語力を「目標」と記載 [S2704] | 国公立大学・省庁所管の7大学校を受験できる制度(学問的な関連などの条件あり)[S2700] |
| 明大世田谷 | 推薦得点(学業成績と探究の成績)、英検2級以上、人物評価、出欠などで判断。学部・学科は検定などの成績を推薦得点に加えて決める [S2752] | 英検2級以上 [S2752] | 国公立大学・省庁所管の7大学校を受験可 [S2752] |
- 明大世田谷には推薦の実績がありません。 明治大学は、明大世田谷からの推薦入学を2029年度(2029年4月入学)から受け入れるとしています[S2750]。2026年4月に高校に入学した学年が最初の対象です。大学は「卒業生のおよそ7割(約200名)以上」が推薦で進学できる体制を「目指します」と書いており、推薦基準は既存の付属校に「準じるものを検討」としています[S2750]。塾の取材記事には「明治大学への推薦は充足定員(280名)の7割であり、実際の人数の7割ではない」「推薦枠は200名のみ」とあり、現在の高1は355名と書かれています(二次情報:SAPIX中学部、2026年7月)[S2756]。この記事のとおり枠が200名なら、学年が280名を超えると推薦で進める人の割合は7割より低くなります。ただし大学の発表は「卒業生のおよそ7割(約200名)以上」で、200名が上限かどうかは公式には書かれていません。明治大学の2027年度入試ガイドでも、付属高校推薦の受け入れ校は「付属高等学校 3 校」です[S2803]。旧日本学園の2026年3月卒業生の明治大学合格6人[S2755]は推薦ではなく、参考になりません。
- 明大明治の校長は学校説明会で「全員が希望する学部に第一希望方式で入れる」と話し、レポートの筆者は「基準を満たせば、ほぼ全ての生徒が第一志望の学部に進学できます」とまとめています(二次情報:洋々、2026年6月)[S2366]。学校の文書では確認できていません。
- 学部・学科をどう割り振るか(成績順か希望順か)、理工学部の中で学科をどう決めるかは、どの学校も公式には書いていません。
理工学部・総合数理学部への推薦人数
| 学校 | 学校の表記 | 卒業生 | 明治大学(数え方) | 理工学部 | 総合数理学部 |
|---|---|---|---|---|---|
| 明大明治 | 2021年度卒業生 | 258 | 227(進学者) | 23 | 10 [S2617] |
| 明大明治 | 2023年度卒業生 | 252 | 216(進学者) | 24 | 10 [S2616] |
| 明大明治 | 2025年度卒業生 | 265 | 241(進学者、推薦進学率90.9%) | 17 | 23 [S2600][S2610] |
| 明大中野 | 2024年3月卒 | 397 | 318(推薦合格者、80.1%) | 34 | 15 [S2652] |
| 明大中野 | 2025年3月卒 | 409 | 328(推薦合格者、80.2%) | 33 | 15 [S2652] |
| 明大中野 | 2026年3月卒 | 404 | 328(推薦合格者、81.2%) | 33 | 15 [S2652] |
| 明大八王子 | 2023年度 | 313 | 284(推薦合格者、90.7%) | 28 | 11 [S2708] |
| 明大八王子 | 2024年度 | 310 | 290(推薦合格者、93.5%) | 26 | 11 [S2709] |
| 明大八王子 | 2025年度 | 326 | 303(推薦合格者、92.9%) | 26 | 12 [S2700] |
| 明大世田谷 | — | — | 2029年度入学から | 実績なし | 実績なし [S2750] |
- 学科別(電気電子生命学科・情報科学科・先端メディアサイエンス学科など)の人数は、4校とも公表していません。 理工学部の人数には機械・建築・応用化学・数学・物理なども含まれます。
- 数え方が違います。 明大明治は「明治大学に進学した人数」(推薦に合格した割合は95.5%[S2610])、明大中野と明大八王子は「推薦に合格した人数」です。明大中野は同じページの上部に「明治大学推薦324名」とも書いており、表の合計328人との差は説明がありません[S2652]。
- 年の読み方。 明大中野は「2026年3月卒」と明記しています[S2652]。明大八王子の「2025年度」は、2025年12月に保存された同じページでは「2024年度」が最新だったことから、2026年3月卒と読むのが自然です[S2709][S2700]。明大明治の「2025年度卒業生」は2025年11月の時点ですでに載っていたため、2025年3月卒と読むのが自然です[S2600]。いずれも学校は定義を書いていません。明大明治の2022年・2024年の学部別人数は公式ページにありません。
- 明大明治は年による変動が大きく、総合数理学部は10人→10人→23人、理工学部は23人→24人→17人です[S2617][S2616][S2600]。明大中野は多くの学部で3年間ほぼ同じ人数が並んでいますが、理由は書かれていません[S2652]。
- 明大明治の2021年度・2023年度の「卒業生」欄は、公式ページの進学先(明治大学・他大学・その他)を足した数です[S2617][S2616]。
明治大学の側の受け入れ人数(2027年度募集人員)
明治大学の入試ガイドによると、2027年度の付属高校からの推薦入試の募集人員は、理工学部が学部全体で98名(学科別の内訳なし)、総合数理学部が現象数理統計学科11名・先端メディアサイエンス学科14名・ネットワークデザイン学科9名です[S2803]。比較のため、学部が指定する高校からの推薦(指定校推薦)の募集人員は、電気電子工学専攻31名、生命理工学専攻11名、情報科学科19名、現象数理統計学科20名、先端メディアサイエンス学科17名、ネットワークデザイン学科23名です[S2803]。いずれも募集人員で、実際の入学者数ではありません。
競争の激しさと成績の目安
公式:理工学部・総合数理学部・各学科に必要な成績(評定・順位)は、4校とも明治大学も公表していません。 学校が公表しているのは、前の表の計算方法と英語資格だけです。以下は公式ではない情報で、互いに食い違います。
二次情報(塾の記事):
- 明大明治:「高校3年間の総合推薦成績が平均60点以上」「行動評価『良』以上」(二次情報:東京個別指導学院、2024年6月時点)[S2614]。英検2級・TOEIC450点は公式資料と一致しますが、「60点以上」と行動評価は公式資料にありません。
- 明大中野:「10段階中平均6.5の評定が内部進学の基準」(二次情報:WAYS、塾の独自情報、2024年4月公開・2026年10月更新)[S2659]。
- 明大八王子:「評点6.5以上(6.45以上)が必要」「TOEIC400点以上、もしくは英検2級」、成績上位から希望の学部・学科へ(二次情報:さくらOne個別指導塾、掲載日の記載なし、ページ内で年が分かる数字は2018年度のもの)[S2705]。WAYSも同じ条件を「誤りを含む可能性」と注記して載せています(二次情報:WAYS、2023年2月公開・2026年10月更新)[S2707]。
- これらは推薦の権利を得るための最低線についての記述で、理工学部や特定の学科に進むための水準ではありません。
口コミ(理工系の競争について):
| 内容 | 学校 | 出典 |
|---|---|---|
| 「総合数理・理工学部(数学学科・物理学科以外)は、10段階中9前後の成績」、数学科・物理学科は「6.5で入っている友だちがいた」。理系の推薦は「70%といったところ」 | 明大中野 | 口コミ:zyuken.net、2025年7月、3年前の卒業生を名乗る匿名投稿 [S2661] |
| 「理系の推薦は5割ほど」 | 明大中野 | 口コミ:みんなの高校情報、2024年11月、在校生 [S2903] |
| 総合数理学部は「一番人気の学部だから評定高くないといけない」 | 明大明治 | 口コミ:zyuken.net、2025年2月、在校生を名乗る投稿 [S2615] |
| 「自分の学年の平均ぐらいの評定をとっていれば激戦区では無い限り第1志望の学部学科に行ける」「理系はバラバラ」 | 明大八王子 | 口コミ:みんなの高校情報、2025年7月、在校生 [S2711] |
| 「明大換算点は7.7、最低総合評定7.4」で電気電子生命学科へ | 明大八王子 | 学校公式ページの卒業生の文章(2021年度卒業生、本人の申告)[S2952] |
- 「10段階中9前後」と「明大換算点7.7」は大きく食い違います。学校も年も違い、物差し(10段階の評定と明大換算点)が同じかどうかも分かりません。どちらも一人の記憶や申告で、学科の基準を示す数字ではありません。
- 理系の推薦率も「5割」と「70%」で食い違い、公式値はありません。
- 調べた範囲では、学科ごとの校内競争を直接書いた投稿は1件だけで、明大八王子の卒業生を名乗る投稿が「建築と情報科学は人気のことが多いので、その年にもよるけど半分より上にいたほうがいい」と書いています(口コミ:zyuken.net、2022年10月)[S2426]。
第3部 高校3年間の計画と確実にする方法
3年間の流れ
【規則】は学校の公式の制度から、【体験談】は後で紹介する体験談から導いたものです。
| 時期 | やること | 根拠 |
|---|---|---|
| 高1 | 定期考査から推薦の成績に入ります。明大中野は高1の比重が2(高2は3、高3は4)です。 | 【規則】[S2652] |
| 高1 | 英語資格を早めに取ります。明大明治は英検2級・TOEIC450点以上、明大世田谷は英検2級以上が推薦の条件に入っています。明大八王子は英検2級またはTOEIC400点以上を目標としています。取る時期(高1)は学校が定めたものではありません。 | 【規則】[S2610][S2752][S2704] |
| 高1 | 理系の学部を見ておきます。明大明治は高1で明大理系学部の施設見学、明大中野・明大八王子は総合数理学部サマーセミナー(高1〜高3)があります。 | 【規則】[S2600][S2654][S2311] |
| 高2 | 文理を選びます。明大中野・明大八王子は高2から文理コース、明大明治は高3で文理2コースです。明大世田谷は高2で文理を分けると報告されています(二次情報:SAPIX中学部、2026年7月)。 | 【規則】[S2652][S2704][S2610]、二次情報[S2756] |
| 高2 | 推薦テストが始まります(明大中野は高2に1回、明大八王子は高2・高3)。理工学部・総合数理学部の見学会(高2)があります。 | 【規則】[S2652][S2311][S2654] |
| 高3 | 成績の比重が最も大きい学年です(明大中野は4)。明大中野は推薦テストが2回あります。 | 【規則】[S2652] |
| 高3 | 学部・学科を決めます。明大明治は進路志望調査と大学推薦面接、明大八王子は明大の公開授業で最終的な学部・学科を決めます。 | 【規則】[S2600][S2701] |
| 高3 | 数学Ⅲ:明大明治の高3理系の時間割の例に数学Ⅲ・数学Cがあります。付属推薦で数学Ⅲの履修が条件かどうかは、どの学校も公表していません。 | 【規則】[S2610] |
| 3年間 | 定期テストを積み上げる、部活・生徒会と両立する、オープンキャンパスで学科を決める。 | 【体験談】[S2952] |
確実にするには
理工学部や特定の学科への推薦を確実にする、公表された方法はありません。 公表された制度から言えるのは次のことです。
- まず推薦の権利を落とさない。 英語資格、成績、出欠、人物評価が条件に入っています[S2610][S2752]。明大明治は「進級・推薦基準を満たすことが求められ」ると書いています[S2610]。
- 第2・第3志望の学部・学科を考えておく。 総合数理学部は学科ごとに受け入れ人数が分かれています[S2803]。明大中野では志望学部を第一群に3つ書き、上位者で埋まると第2志望へ回る、という声があります(口コミ:zyuken.net、2024年11月)[S2907]。
- 国公立大学の併願制度。 4校とも、明治大学の推薦資格を持ったまま国公立大学を受けられる制度があります(明大世田谷は2029年度入学から)[S2610][S2324][S2700][S2752][S2750]。明大八王子は、併願する学部と明治大学の希望学部に学問的な関連があることなどが条件です[S2700]。私立大学との併願は、明大明治では学部・学科ごとに条件が違い一部だけ可能です[S2610]。
- 他大学の指定校推薦。 明大中野の2026年度入試の指定校推薦枠は59大学380名以上で、2026年3月卒では慶應義塾大学 理工学部4人、東京理科大学5人が指定校推薦で進学しています[S2652]。
- 一般選抜。 推薦で希望の学科に進めない場合も、第4部の一般選抜で受け直す道があります。
第4部 他の高校から明治大学の理工系に入る場合との比較
一般選抜(学部別入試)の結果
競争率=受験者÷合格者(明治大学の表の定義)。理工学部・総合数理学部の合格者は追加合格を含みます[S2800][S2801][S2802]。年度は入学年(2026年度=2026年4月入学)です。
| 学科・専攻 | 年度 | 募集 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 競争率 | 合格最低点(得点率) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 情報科学科 | 2024 | 65 | 1,853 | 1,745 | 418 | 4.2 | 275/360(76.4%)[S2800] |
| 情報科学科 | 2025 | 65 | 1,787 | 1,693 | 381 | 4.4 | 265/360(73.6%)[S2801] |
| 情報科学科 | 2026 | 65 | 1,628 | 1,535 | 424 | 3.6 | 256/360(71.1%)[S2802] |
| 電気電子生命学科 電気電子工学専攻 | 2024 | 80 | 835 | 795 | 308 | 2.6 | 243/360(67.5%)[S2800] |
| 電気電子生命学科 電気電子工学専攻 | 2025 | 80 | 1,140 | 1,091 | 372 | 2.9 | 235/360(65.3%)[S2801] |
| 電気電子生命学科 電気電子工学専攻 | 2026 | 74 | 1,007 | 956 | 305 | 3.1 | 235/360(65.3%)[S2802] |
| 電気電子生命学科 生命理工学専攻 | 2026 | 27 | 440 | 409 | 110 | 3.7 | 245/360(68.1%)[S2802] |
| 総合数理 現象数理統計学科 | 2024 | 35 | 678 | 579 | 99 | 5.8 | 192/320(60.0%)[S2800] |
| 総合数理 現象数理統計学科 | 2025 | 35 | 713 | 587 | 94 | 6.2 | 166/320(51.9%)[S2801] |
| 総合数理 現象数理統計学科 | 2026 | 40 | 734 | 606 | 108 | 5.6 | 201/320(62.8%)[S2802] |
| 総合数理 先端メディアサイエンス学科 | 2024 | 51 | 931 | 792 | 128 | 6.2 | 190/320(59.4%)[S2800] |
| 総合数理 先端メディアサイエンス学科 | 2025 | 51 | 1,104 | 947 | 127 | 7.5 | 166/320(51.9%)[S2801] |
| 総合数理 先端メディアサイエンス学科 | 2026 | 51 | 964 | 806 | 139 | 5.8 | 203/320(63.4%)[S2802] |
| 総合数理 ネットワークデザイン学科 | 2024 | 27 | 359 | 292 | 62 | 4.7 | 173/320(54.1%)[S2800] |
| 総合数理 ネットワークデザイン学科 | 2025 | 27 | 578 | 463 | 32 | 14.5 | 168/320(52.5%)[S2801] |
| 総合数理 ネットワークデザイン学科 | 2026 | 32 | 482 | 362 | 61 | 5.9 | 188/320(58.8%)[S2802] |
- 2025年度までの現象数理学科は、2026年度から現象数理統計学科に名前が変わりました[S2802]。満点が違う(理工360点、総合数理320点)ため、得点率で比べてください。
- ネットワークデザイン学科の2025年度は合格者32人で14.5倍と、年による振れが大きくなっています[S2801]。
ほかの入試方式
- 全学部統一入試(2026年度):情報科学科は募集12・受験424・合格110で3.9倍、合格最低点297/400点(74.3%)。電気電子工学専攻は募集20・受験283・合格100で2.8倍、267/400点(66.8%)です[S2802]。
- 共通テスト利用入試(前期、2026年度):情報科学科は3教科方式(募集7)が受験630・合格206で3.1倍、4教科方式(募集7)が受験447・合格178で2.5倍。電気電子工学専攻の3教科方式(募集9)は受験674・合格240で2.8倍です[S2802]。合格最低点は公表されていません。
- 指定校推薦:前の節の募集人員のとおりです。評定平均などの基準は指定校にだけ送られる要項に書かれ、入試ガイドには載っていません[S2803]。
- 自己推薦特別入試(総合型):2027年度は電気電子工学専攻9名・生命理工学専攻3名で、電気電子生命学科には評定の条件(出願資格2)がありません[S2804]。情報科学科には自己推薦の募集がありません[S2804]。総合数理学部は現象数理統計学科5名(数学の評定4.0以上かつ理科3.8以上など)、先端メディアサイエンス学科5名、ネットワークデザイン学科は募集なしです[S2803]。
- 明治大学全体では、募集人員の約7割(2027年度は67%)が一般選抜です[S2803]。
予備校の難易度(二次情報)
河合塾が予想する合格可能性50%のライン(二次情報:河合塾 Kei-Net、2027年度入試向け)では、明治大学の学部別入試の偏差値は電気電子工学専攻60.0、情報科学科60.0、先端メディアサイエンス学科62.5、現象数理統計学科とネットワークデザイン学科60.0、共通テスト利用の得点率は電気電子工学専攻77%、情報科学科83%(3教科)です[S2850]。同じ河合塾の表で、早稲田大学 基幹理工学部は65.0〜67.5[S2857]、東京理科大学 工学部 電気工学科・情報工学科62.5(B方式)[S2858]、中央大学 電気電子情報通信工学科・情報工学科60.0(共通テスト併用の学部別入試)[S2860]、芝浦工業大学 工学部 情報・情報工学57.5(前期A)[S2859]、法政大学 情報科学部 コンピュータ科学科55.0(A方式)[S2861]です。高校入試の偏差値(第1部)とは模試も尺度も違うので、数字を並べて比べることはできません。
2つのルートの違い
| 付属ルート | 一般ルート | |
|---|---|---|
| 入口 | 中学入試または高校入試。2026年度の高校一般は2.09〜3.2倍[S2305][S2324][S2312][S2323] | 高3(または浪人後)の入試。2026年度の情報科学科(学部別)は3.6倍、電気電子工学専攻3.1倍[S2802] |
| 何で決まるか | 高校3年間(中学からなら6年間)の定期考査・推薦テスト・英語資格・人物評価など[S2610][S2652][S2752] | その年の筆記試験の点数(2026年度の学部別の合格最低点は、電気電子工学専攻65.3%、生命理工学専攻68.1%、情報科学科71.1%)[S2802] |
| 理工系の枠 | 理工学部98名(学部全体)、総合数理学部は学科別に9〜14名(2027年度募集人員)[S2803] | 入試方式が複数ある(学部別・全学部統一・共通テスト利用など)。情報科学科の学部別だけで募集65名(2026年度)[S2802] |
| 学科の決まり方 | 学科ごとの基準・人数は非公表 | 学科ごとに出願し、学科ごとに合否が出る |
| 公表されている合格ライン | なし | 合格最低点を学科ごとに公表(共通テスト利用を除く)[S2802] |
どちらが易しいかを示すデータはありません。付属ルートは入試の時点が早く、その後の成績管理が続きます。一般ルートは合格ラインが公表されている代わりに、その年の試験の出来で決まります。
掲示板・口コミの声
インターエデュ、みんなの高校情報、zyuken.net、Yahoo!知恵袋、みんなの大学情報、X、noteなど27ページから51件の投稿を集めました(うち2022年以降が42件)[S2900]〜[S2926]。すべて口コミで、投稿者の身分や成績は確かめられません。1件の投稿が複数のテーマに入ることがあります。
| テーマ | 件数 | 代表的な声(短く) |
|---|---|---|
| 理系の希望は成績上位が有利 | 16 | 「理系だと定員が少ないのでそのあたりはシビア」(明大中野、zyuken.net、2024年11月)[S2907]。反対に「激戦区では無い限り第1志望」(明大八王子、みんなの高校情報、2025年7月)[S2904] |
| 推薦の基準(評定・英検・TOEIC) | 9 | 明大中野「3ヶ年総合成績6.5以上と英検準2級は必須」(zyuken.net、2023年6月)[S2907] |
| 他大学との併願 | 8 | 明大明治「理系はちょっと併願条件厳しい」(zyuken.net、2025年2月)[S2908] |
| 理系の勉強の負担 | 8 | 明大八王子「ほぼ毎日数学の小テストがある」(zyuken.net、2026年9月)[S2910] |
| 入学後の学科生活・就職 | 8・7 | 情報科学科「初学者でも入りやすい」(みんなの大学情報、2025年9月)[S2912] |
| 後悔・満足(賛否が割れる) | 7 | 「正直理系で内部進学をするのは甘い」(明大中野、みんなの高校情報、2024年11月)[S2903]。「下位の何人かが推薦をもらえませんが、それもごく少数」(明大中野、インターエデュ、2026年4月)[S2901] |
| 総合数理学部の人気 | 5 | 「一番人気」(明大明治、zyuken.net、2025年2月)[S2909] と「去年は総合数理敬遠したから枠が余ったという噂」(明大八王子、zyuken.net、2026年9月)[S2910] が食い違う |
| 理系の推薦率は文系より低い | 4 | 「5割」(みんなの高校情報、2024年11月)[S2903] と「70%」(zyuken.net、2025年7月)[S2907] で食い違う |
| 推薦テスト | 3 | 対策の具体的な中身を書いた投稿はなし [S2904][S2907] |
声が割れている点(理系の推薦率、総合数理学部の人気、明大中野の理系の評価)は、学校・年・投稿者の立場がそれぞれ違い、どれが正しいかは確かめられません。
推薦に成功した人の体験談
理工学部・総合数理学部に付属校から推薦で進んだ人の体験談は、調べた範囲で11件でした。明大八王子の公式ページの卒業生の文章8件(理工4・総合数理4)[S2952]、明大中野の内部進学塾のサイトの2件[S2950]、明大中野の公式ページの卒業生の文章1件(建築学科、高校入学組、2015年度卒業)[S2953]です。
- 情報科学科に進んだ人の体験談は0件、明大明治出身の体験談も0件です。Yahoo!知恵袋に付属校の高3が「理工学部情報科学科に内部推薦されました」と書いた投稿(2024年12月)がありますが、成績や準備の記載はありません[S2915]。
- 成績に関する数字が出てくるのは3件です。電気電子生命学科に進んだ明大八王子の卒業生(2021年度卒業生)の「明大換算点7.7、最低総合評定7.4」[S2952]、先端メディアサイエンス学科に進んだ卒業生の「平均80点になるようにテスト勉強」という目標[S2952]、明大中野で評定6.6から高3で9.0に上げて応用化学科に進んだ塾の事例(2019年度、塾側の記述)[S2950]です。
- 共通点(件数):定期テスト・朝の小テストを積み上げたと書いた人が公式8件中5件、部活・生徒会・留学と両立した人が8件中5件、オープンキャンパスなどで学科を決めた・変えた人が11件中3件でした[S2952][S2953]。
- 英検・TOEICの点数、推薦テストの対策、数学Ⅲの勉強法を成功の理由として書いた人は11件中0件でした(塾サイトの1件が「明推の勉強」に触れているだけです[S2950])。
- 注意:公式ページの8件は学校が選んだ寄稿で、塾サイトの2件は宣伝を兼ねています。推薦を取れなかった人、理系をあきらめた人の声は載りません。「こうすれば推薦が取れる」という再現できるパターンは確認できませんでした。
データの限界
- 学科別の推薦人数、理工学部・総合数理学部・各学科に必要な成績、学部・学科の割り振り方は、4校とも明治大学も公表していません。このページの「成績の目安」はすべて二次情報か口コミです。
- 推薦人数は学校によって数え方(進学者か推薦合格者か)と年の書き方が違い、横に並べて比べるには注意が要ります。明大明治の公式ページは保存版で見る限り隔年で更新されており、2022年・2024年の学部別人数はありません。
- 明大世田谷は推薦の実績がなく、入試結果も2026年度の1年分だけです。
- 明治大学の付属推薦の募集人員は2027年度の値で、実際の入学者数ではありません。入学経路別の入学者数は公表されていません[S2805]。
- 偏差値は模試・基準・年度がサイトごとに違い、高校入試と大学入試の偏差値は比べられません。
- 動機の件数は、口コミサイトと掲示板で集めた投稿での出現回数で、保護者全体の割合ではありません。みんなの高校情報はログインが必要なため、高校から入った家庭の動機は12件しか読めていません。
- 中国語圏(小红书・知乎・微信)で明治の付属校を選んだ理由を書いた投稿を探しましたが、見つかりませんでした。検索エンジンから中身を引けないサイトのため、投稿がないという意味ではありません。
- 口コミは一部のサイトしか取得できず(5ちゃんねる・小红书などは到達できませんでした)、投稿者の立場も確かめられません。本レポートのほかのページは口コミを使っていませんが(有料媒体・口コミサイトの利用範囲)、このページだけは保護者の問いに答えるため、口コミと明記して引用しています。